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2013年12月21日

ライトとサイコンの干渉対策

ちょっとマニアックな話なので、話が長くなります。

私が普段使っているライト、BBB ストライク300とキャットアイのサイクルコンピュータSTRADA SLIMの相性が、まぁ〜合わない。

ライトがハイモードの時は、ちゃんと動いてくれるのですが、光量を落としたり
点滅モードにするとセンサーが動かなくなってしまいます。

自分の知り合いでも、MOONのライトで
同じような現象があるみたいです。


(ライトとサイコンを出来るだけ離してみても全くダメでした。)


300ルーメンとかの明るいライトは、内部回路に昇圧スイッチング回路(コンバータ)を持っている場合が多く
、昇圧する際に瞬間的な電磁波(パルス)を発生します。

このパルスがサイコンの受信部に飛び込むと計測不能とか、あり得ないスピードになったりします。

なのでこのパルスが防いでしまえば、
干渉はしにくくなります。

検証(アルミホイルで包んでみる)


ライトの前部分にアルミホイルで巻くと、簡単に動いてくれた。どうやら方向性は間違ってないみたい。

ちょいちょい材料を集め帰宅後作業開始!

バッテリーを外し分解。




なるべく回路には触らない様に外します。

ちなみに今回使っている道具は
六角レンチとドライバー
アルミテープ(シンクなどの水まわりに使うやつ)あとハサミ。


外した回路の本体外側にアルミテープを
切り貼りしていきます。

あまり貼り過ぎると本体に入らなくなります。




冷却フィンの回路側二つ分くらいまで
一応まいてみました。

全部巻くと放熱効率下がるので、
注意です。

あと、バッテリーボックスの内側にも本体とのクリアランスを確保しつつアルミを貼ります。(写真撮るの忘れました。)

(本体をケースに戻した所)
ケースと回路の間にアルミテープがみえますね。

あとは戻して完成なんですが、
ちょっと欲が出てきて出来ればステムに付けたいなぁ〜なんて思い、ステムに付けたらダメでした。(最初の取り付け位置はOKでした。)

となればあと出来る事といえば、受信強度を上げる事くらいか。
もちろん外側にアルミテープを巻けばいけるんでしょうが、見た目も大事なので
外巻はやめました。

話を元に戻しますが、受信強度を上げると言っても出来るのはフロントフォークに付けてあるセンサーを持っと上部に取り付けるしかありません。



そこで問題発生!
上部に移動した分、スポークに付けた磁石とセンサーの間が空きすぎて、読み取りがイマイチ…

そこでネオジム磁石を追加

¥100ショップで売ってます。



磁石を追加した図
クリアランスも縮まり、磁力も強くなってますのでバッチリです。


完成です!

ステムに付けてもバッチリ動作してます。

意外と簡単にできますが、自分で本体を開ける事になりますので試してみたい方は自己責任でお願いします。

失敗しても保証は効きませんので!














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